銀行業務検定とは、簡単にいうと「金融業界に関する基本的な知識を評価する試験」です。金融業界に就職した新社会人が日常業務で必要な知識を身につけることができるため、多くの企業で取得必須資格&昇格要件となっています。銀行業務検定協会HPでは以下のように掲載されています。気になる方はご参照ください。
現在、以下のような23系統36種目の試験が実施されております。
青字になっている資格名をクリックすると、各資格の紹介ページに移動します。
その中でも「税務2級」は税務の分野(具体的な内容は試験内容、試験範囲に書いてあります)に特化した試験です。銀行等金融機関の渉外担当者や顧客相談担当者を対象として、所得税や相続・贈与税、法人税等の知識の習得程度を判定します。銀行業務検定には、「1級」の試験がなく、全部で2級、3級、4級の3つのレベルがあります。なので、税務2級は、「2級」ではあるものの実質的には最高難易度の試験です。
準備中です。もう少々お待ちください…
受験料 | 8,250円(税込) |
持込品 | 受験票、筆記用具(HB程度の鉛筆・シャープペンシル、消しゴム)、 電卓(1台のみ使用可。ただし、金融計算電卓、関数・メモ機能付は不可) |
出題形式 | 三答択一付記述・計算式 10題 (各10点:択一2点、記述・計算8点) |
科目構成 | 所得税/相続税・贈与税/法人税 等 ※ 試験問題に所得税、相続税・贈与税他の速算表を掲載 |
合格基準 | 100点満点中60点以上(試験委員会にて最終決定される) |
税務2級は、通例年1回(3月)に試験が実施されます。
次回以降で日程が確定している試験は以下になります。
実施日 | 開始時刻〜終了時刻 |
2025年3月2日(日) | 13:30~16:30(午後) |
税務2級は、何かと他の資格(税務3級など)の試験日程と被ることがあります。そのようなタイミングでダブル受験をする方がいますが、個人的にはあまりおすすめしていません。
というのも、ダブル受験をすると受験する試験両方とも十分な勉強時間を確保できず、全落ちになるリスクがあるためです。まさに「二兎追うものは一兎も得ず」の状態です。そのため、1日1試験ずつ、着実に受験していく方がおすすめです。
ちなみに、銀行業務検定の中には、自分の好きな日時を指定して、テストセンターでPCを使って受験するCBT方式と呼ばれる受験方法もあります。現在CBT方式に対応しているものは以下の試験です。税務2級はCBT方式に対応していないですが、財務3級など、他の試験を受験する際にはCBT方式で受験することも検討してみてください!
・財務3級
・財務4級
・法務3級
・法務4級
・税務3級
・税務4級
・年金アドバイザー3級
・年金アドバイザー4級
・相続アドバイザー3級
・信託実務3級
・事業性評価3級
・事業承継アドバイザー3級
・DXサポート
準備中です。もう少々お待ちください…
①授業動画を視聴する
こちらのリンク先にある授業を視聴します。各授業は出題頻度別にレベル分けしてあります。
☆☆☆☆☆:ほぼ毎回出題!☆☆☆☆:出題確率約80%
☆☆☆:出題確率約60%
☆☆:出題確率約40%
☆:出題されてはいるけども…
②演習問題を解く
こちらのリンク先にある演習問題を解きます(税務2級の問題集は現在作成中です。もう少々お待ちください)。
また、YouTube Shortsでも毎日問題を投稿しています!(YouTube shortsの問題は、理論問題のみです。通勤時間等のスキマ時間で活用してください)
③問題集・過去問を解く
「演習問題だけでは問題数が少なくてちょっと不安…」「合格可能性をもっと上げたい!」という方は市販のテキスト・問題集を見ておくといいでしょう。おススメのテキスト・問題集は下記「おすすめ教材」で紹介しています。
・公式テキスト
税務2級試験の公式テキスト。各論点の内容もちろん、重要性に関しても解説されています。
「授業動画だけでは不安…」「もっと網羅的に学習をしたい!」「紙のテキストが欲しい!」という方は購入を検討してみてもいいかと思います。
・問題解説集
過去の試験問題について簡潔に解答と解説が記載されています。解説内容が少し分かりにくいので、タクスの授業動画と併用する使い方がおススメです。
質問がある方は以下のコメント欄から質問してください!