証券外務員一種の難易度は？勉強時間や合格率、おすすめテキストについて解説

証券外務員 一種とは

証券外務員一種とは、外務員資格のうちの1つです（外務員資格には一種の他にも二種、特別会員一種、特別会員二種、特別会員四種、信用取引の5種類があります）。銀行や証券会社が扱うさまざまな金融商品に精通する金融の専門家となるために必要な知識が幅広く問われます。証券外務員二種と比べると、出題範囲は少し広めで、二種の試験範囲に加えてデリバティブ取引関連の項目が出題されています。詳しくは下記試験範囲をご参照ください。

合格率・難易度

過去4年間の受験者数、合格者数及び合格率（一般受験者）は以下の通りとなっております。合格率はおおよそ70%前後となっております。

2022年度

2021年度

2020年度

2019年度

当然ですが、証券外務員二種よりは難易度が高いため、勉強時間も約50~100時間ほど必要とされています（参考：証券外務員二種の難易度は？勉強時間やおすすめテキストについて解説 ）。稀に一夜漬けで試験に臨む人もいるのですが、合格可能性はかなり低いのでやめておきましょう。目安としては、2ヶ月前から平日1時間、土日3時間程度の勉強をするのがいいかな、と思います。

試験内容

試験内容は以下の通りです。

注意　お勤めの会社で、別途申し込み方法が指定されている場合には、そちらに従ってください！

試験範囲

具体的な勉強方法

おすすめ教材

・うかる！ 証券外務員一種 必修テキスト

証券外務員一種のテキストの中で最もおすすめなのが、こちらの「必修テキスト」です。様々な論点が浅く・広く出題される証券外務員試験に合わせて作成されています。

・うかる！ 証券外務員一種 必修問題集

必修シリーズの問題集です。「必修テキスト」との親和性が高く、おすすめです。出題範囲の問題が網羅的に掲載されているので、正直この問題集だけで十分かと思います。

・2023-2024年試験をあてる TACスーパー予想模試 証券外務員 一種

TAC出版が発行している、予想問題4回分です。「問題集はもうある程度解き終わったから、実践的に試験問題を解きたい！」という方にはおすすめです。ただ、テキストや問題集が一通り終わっていることが前提なので、テキストをまだ全部読み終わっていない、もしくは問題集の問題を全て解ききっていないという方は不要かと思います。