退職後に家賃補助を支給してほしい(住居確保給付金)

あかね
あかね

はると先生、最近お金のことで困っているんです。

はると
はると

どうしたんですか?

あかね
あかね

実は、離職してから収入が減って…家賃が払えなくなってしまっています。

はると
はると

それなら、住居確保給付金を利用しましょう!あかねさんの支援になるかもしれないですよ。

あかね
あかね

住居確保給付金…?

住居確保給付金とは

離職や解雇、やむを得ない休業などで生活に困窮する方々に、市区町村ごとに定められる額を上限に実際の家賃額を原則3か月間(延長は2回まで、最大9か月間)支給する給付金です。この支給金は、生活保護制度の住宅扶助額を基準としています。

はると
はると

生活保護制度の住宅扶助額は、各都道府県や世帯によって金額が変わってきます。
詳しくはこちらを見てくださいね。

対象者の条件

主たる生計維持者が、離職・廃業後2年以内であるか、もしくは収入が同程度まで減少している場合が条件です。また、直近の月の世帯収入合計額が市町村民税の均等割が非課税となる額の1/12(以下「基準額」という)と家賃の合計額を超えていないこと、現在の世帯の預貯金合計額が各市町村で定める額を超えていないことが条件です。また、求職活動に関する要件もあります。

はると
はると

求職活動要件として、具体的に

・ハローワークへの求職申込、職業相談(月2回以上)
・企業等への応募(週1回以上)

が求められています。要は、熱心の求職活動することが求められています。

支援金額の詳細

支給額は、住まいの市区町村や世帯の人数によって異なります。世帯収入額が基準額以下の場合は家賃額が支給されますが、基準額を超える場合は基準額に家賃額を加え、世帯収入額を差し引いた金額が支給されます。

はると
はると

イメージとしては下の図のような感じです。
世帯収入額が基準額以下の場合は、家賃額が支給されます(ただし住宅扶助額が上限)
世帯収入額が基準額を超える場合は、基準額+家賃額-世帯収入額が支給されます(ただし、住宅扶助額が上限)

(参考:厚生労働省|厚生労働省生活支援特設ホームページ

あかね
あかね

なるほど~

はると
はると

イメージが掴めたら、次は実際に住居確保給付金の申請をしてみましょう!

実践編へ続く…

退職後に家賃補助を支給してほしい(住居確保給付金)