銀行業務検定とは、簡単にいうと「金融業界に関する基本的な知識を評価する試験」です。金融業界に就職した新社会人が日常業務で必要な知識を身につけることができるため、多くの企業で取得必須資格&昇格要件となっています。銀行業務検定協会HPでは以下のように掲載されています。気になる方はご参照ください。
現在、以下のような23系統36種目の試験が実施されております。
青字になっている資格名をクリックすると、各資格の紹介ページに移動します。
その中でも「税務4級」は税務の分野(具体的な内容は試験内容、試験範囲に書いてあります)に特化した試験です。銀行等金融機関の渉外担当者や顧客相談担当者を対象として、所得税や相続・贈与税、法人税等の知識の習得程度を判定します。銀行業務検定は、2級、3級、4級の3つのレベルがあります。税務4級は、税務分野における入門ともいえる試験で、主に新卒の銀行員が受験する資格、という印象があります。
準備中です。もう少々お待ちください…
税務4級は、通常の受験方式と、指定した日時でテストセンターで受験をするCBT方式の2つの受験方法があります。
それぞれの内容は以下の通りです。
通常方式 | CBT方式 | |
受験料 | 4,950 円(税込) | 4,950 円(税込) |
持込品 | 受験票、筆記用具(HB程度の鉛筆またはシャープペンシル、消しゴムのみ) 電卓(1台のみ、ただし金融計算、関数、メモ機能付きは不可) | 本人確認書類 |
出題形式 | 三答択一マークシート式 50問(各2点) | CBT三答択一式50問 |
科目構成 出題数 | (1)税の常識 7問 (2)所得税 20問 (金融商品と税金・不動産所得・譲渡所得等) (3)相続税・贈与税 13問 (4)法人税 5問 (5)その他の税金 5問 (地方税・登録免許税・印紙税・消費税等) | (1)税の常識 7問 (2)所得税 20問 (金融商品と税金・不動産所得・譲渡所得等) (3)相続税・贈与税 13問 (4)法人税 5問 (5)その他の税金 5問 (地方税・登録免許税・印紙税・消費税等) |
合格基準 | 100点満点中60点以上(試験委員会にて最終決定) | 100点満点中60点以上 |
試験時間 | 90分 試験開始後60分間,終了前10分間は退席禁止 | 90分 |
税務4級は、通常方式の試験では年1回(3月)試験が実施されます。
次回以降で日程が確定している試験は以下になります。
実施日 | 開始時刻〜終了時刻 |
2025年3月2日(日) | 10:00~11:30(午前) |
税務4級は、何かと他の資格(税務3級など)の試験日程と被ることがあります。そのようなタイミングでダブル受験をする方がいますが、個人的にはあまりおすすめしていません。
というのも、ダブル受験をすると受験する試験両方とも十分な勉強時間を確保できず、全落ちになるリスクがあるためです。まさに「二兎追うものは一兎も得ず」の状態です。そのため、1日1試験ずつ、着実に受験していく方がおすすめです。
ちなみに、銀行業務検定の中でCBT方式に対応しているものは以下になります。
「税務2級」等はCBT方式に対応していないため、ご注意ください。
・財務3級
・財務4級
・法務3級
・法務4級
・税務3級
・税務4級
・年金アドバイザー3級
・年金アドバイザー4級
・相続アドバイザー3級
・信託実務3級
・事業性評価3級
・事業承継アドバイザー3級
・DXサポート
準備中です。もう少々お待ちください…
①授業動画を視聴する
こちらのリンク先にある授業を視聴します。各授業は出題頻度別にレベル分けしてあります。
☆☆☆☆☆:ほぼ毎回出題!☆☆☆☆:出題確率約80%
☆☆☆:出題確率約60%
☆☆:出題確率約40%
☆:出題されてはいるけども…
②演習問題を解く
こちらのリンク先にある演習問題を解きます(税務4級の問題集は現在作成中です。もう少々お待ちください)。
また、YouTube Shortsでも毎日問題を投稿しています!(YouTube shortsの問題は、理論問題のみです。通勤時間等のスキマ時間で活用してください)
③問題集・過去問を解く
「演習問題だけでは問題数が少なくてちょっと不安…」「合格可能性をもっと上げたい!」という方は市販のテキスト・問題集を見ておくといいでしょう。おススメのテキスト・問題集は下記「おすすめ教材」で紹介しています。
・問題解説集
経済法令研究会、という団体が出版している税務4級の過去問です。
過去5回分の試験問題がすべて収録されています。
解説の内容が少し分かりにくいので、問題を解いてみて、分からない箇所があったらタクスの授業動画を視聴する、というような使用法がおすすめです。
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